全国有機農法連絡会は「健康」を理念に掲げ、全国の生産者と提携し、安心でおいしい有機野菜や果物、お米を通販・宅配しています。

11月のお取り寄せ

庄内柿(平核無)産地直送 通販 

庄内柿「平核無」

柿好きの我が家に笑顔が溢れました。また来年が楽しみです。


魔法が醸し出す極上の味わい。庄内柿「平核無」を通販。

 柿は、その地特有の優れた味を持つ品種が各地に点在していますが、大きくわけると甘柿と渋柿に分かれます。
ここでご紹介する庄内柿は「平核無」と呼ばれる渋柿。この柿は「渋柿の王様」とも言われ、名前のごとく平たく扁平で種がなありません。そして渋を抜き完熟にむかい芳醇な香りを放ちはじめ、食べるととても柔らかな舌触りで甘い柿になります。

 この柿の誕生は、明治18年、鶴岡の鈴木重光氏が新潟の苗木屋から購入した3本の柿の樹を自宅庭に植えた事からはじまります。実をつけはじめると1本の樹から果実が扁平でしかも種のない柿をつける不思議な樹がありました。この柿のことを親しい仲であった酒井調良氏に相談しました。調良氏は、リンゴを庄内地域で初めて栽培するなど、常に時代の先を見つめる人物。この不思議な実をつける樹の将来性を見込み、熱心に苗木育成を続け、庄内柿「平核無」として広めました。

 しかし、この柿は渋柿。渋味があるととても食べることはできません。当時は「湯ざわし」という方法が一般的な渋抜き法がありましたが、これでは完全に渋が抜けず、日持ちが悪いという問題に悩まされていました。調良氏は、この問題を打開するために原煕という農学博士の元を訪ねます。原氏はその熱意から、アルコールによる渋抜き方法を考案。調良氏は、この方法のもとに研究を重ね、ようやく焼酎による渋抜き方法「焼酎ざわし」を完成。この渋抜き方法は、渋みが抜けるだけでなく、とろけるようなやわらかな舌触りと深い深い甘さを引き出すまさに魔法のような脱渋方法として今でも活用されています。これが庄内柿が最上級のおいしさと人気を集める所以となっています。(参考/鶴岡市観光・おいしくて不思議な柿の話)

 当会が紹介する庄内柿の生産者は、無農薬栽培で米を作り続ける生産者 掘さん。稲作で培った土作りや天然資材の活用などのノウハウをいかしながら、うまい、と云われる柿づくりに励んでいます。また、自家用には、農薬を通常の3割程度しか使わない安孫子さんの減農薬栽培の庄内柿も用意しました。どうぞ、この晩秋の味覚、庄内柿「平核無」を逃さずにご賞味ください。

掘さんの庄内柿「平核無」(山形産) 12玉前後

内容:掘さんの庄内柿(山形産)12玉前後
お届け期間:11月上旬予定
 
収穫後にシブ抜き完了次第に出荷となります。
宅配便:クロネコヤマト/普通便
 ※翌々日到着エリアの方、お受け取りが不安などご不安のある方は
  クール便をご指定ください。
出荷のご連絡:事前にメールにてお知らせします。
栽培:地域共撰栽培より2割削減
ご注文:10月29日まで

通販専用サイト(全国有機農法連絡会・安心工房)にジャンプします。
ショッピングサイトでは、販売期間内のみの表示となります。
予約開始はメルマガでご案内しています
<食べ頃と保存>
 食べ頃は、食卓など常温下に置いて、1)触って柔らかさを感じ、2)甘い香りがする頃です。熟度が進むほど果肉のとろみが増していきます。種がないのでそのまま1cmくらいにスライスした食べ方もおすすめです。そのほか、カットした実にブランデーを数滴落とすと香りと甘さの相乗効果で最高の味わいに。生ハムを少し添えればコクのある深い味わいがお楽しみいただけます。到着後、頃合いをみながらお召し上がりください。(保管の場合は、ビニールに入れ冷蔵庫へ)
山形県の農畜産物の放射性物質について安心が確認されています。
検出限界精度の高い検査が行われ、極微量でも確認できます。詳しくはこちらへ
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