仙台曲がりねぎ

曲がりねぎ(仙台伝統野菜)通販・産地直送販売 

冬の旬。これはうまい!とろける長葱
甘くて独特の旨味をもつ曲がりねぎ。

曲がりねぎは、販売・取扱を終了いたしました。

曲がりねぎの情報としてここに掲載しております。

とろける長葱、鍋に、ぬたに!仙台名物「曲がりネギ」がうまい。

仙台曲がりネギ

 寒さが一番厳しいこの時期に味の絶頂を迎えるネギがあります。それがこの仙台「曲がりねぎ」。その名の通り弧を描いたように曲がっている長葱です。しかも、私たちがお届けしている曲がりネギは直径が3cm近くにもなる極太物です。真冬の今、からだをあたためる鍋にぴったりです。

 食べ方は、簡単。外皮を1〜2枚ほど剥いて、斜め切りにして鍋へ。ネギが透き通ってきたら出来上がり。コツは、ネギは最後に入れること。ぐつぐつ煮込むより、さっと湯通しする程度のほうがおいしいネギです。口に入れたときのやわらかでとろけるような舌触り、甘み、深いコクにびっくりするはずです。ほかに、刻んで酢みそ和えも美味、焼きネギ、その他、薬味、ねぎ味噌、味噌汁に大活躍します。電子レンジでの調理もこの曲がりネギのうまさをたっぷり味わえます。

 ネギの白い部分はとても甘く、中心になるほどぬめりが多くなり甘味、旨味ともに強くなります。栽培上、青い葉の部分は折れてしまい見た目が劣るのですが、この部分のぬめりと味がまた美味しく、ごま油で炒めると乙な味になります。免疫力アップにつながるヌルという成分が多いのが特典。

曲がりネギのヌタ  

この曲がりネギ、いったいなぜ曲がっているのか?

曲がりネギの栽培風景

 実は仙台に昔から伝わる「やとい」という独特の栽培方法に秘密あるのです。一般のネギ栽培では成長に合わせて土を寄せていく方法です。しかし、この「やとい」では、ある程度育ったネギを一度抜き取り、そのネギを傾斜をつけた土の上にずらりと寝かせ、この上に土をかけておきます。数カ月すると土を被った部分は白くなり、寝ていたネギは、自分の体を天に向けて起き上がろうとするので曲がって成長していきます。根を一度切られているので、新しい根が生えて成長することで甘く、寝かせていることで軟らかさが増すようです。

 この「やとい」という栽培技術は、明治の末、仙台市宮城野区岩切の「余目」という地区に住む永野一氏によって考案されました。この地区は地下水が地上近くにあり、普通の栽培では水はけが悪く土に湿度が高いため、ネギがうまく育たたなかったのです。そこで生まれたのが、この「やとい」。苦肉の策だったのです。しかし、その美味しさから評判となり栽培方法自体が仙台に広がりました。この余目地区では、自家採種を続けている種を使い、伝統野菜「余目ねぎ」として今もなお作り続けられています。また、仙台市周辺の黒川地域では生産を拡大しているようです。

<曲がりねぎ情報>
曲がりネギの収穫時期:1月〜2月が旬
曲がりねぎの販売:JAあさひな、地元スーパー、直売所など
曲がりネギの種子:余目1本ねぎ(ネットで検索すると通販サイトがあります)
 ※多くは一般の長ねぎの優良種が使用されています。
 栽培方法によって形状と味わいが生み出されるのです。
表記:曲がりねぎ、曲がり葱、曲がりネギ、曲り葱などがあり、「曲がりねぎ」がJAなどで使用されている名称です。

 紹介:宮城食材王国ぷれ宮夢みやぎ

じっくり時間をかけて極太サイズに育て上げました。

 同じ作物でも作る人によって肥料や土質、管理の方法は異なり、その違いは、そのまま味に現れます。今回、ご紹介するネギは「余目ねぎ」の種ではありませんが、砂状土で作られる曲がりねぎです。

曲がりネギの断面
包丁を入れるとサクッといい音。断面を見るとこの通り。生命力の強さを感じます。
曲がりネギの食べ方
ぐつぐつと煮ているときに、独特の甘味のある香りを放ちます。これがまた食欲をそそります。まずは、そのまま皿にとり、塩をぱらっと。あらためて葱のおいしさを感じます。
曲がりネギの鍋
寒い寒い冬。ほっかほかの鍋はたまりません。鍋にいれる長ネギの甘味、旨味が鍋の味をさらに引き上げてくれます。

曲がりねぎは、販売・取扱を終了いたしました。

曲がりねぎの情報としてここに掲載しております。

<冬のブランド野菜・テレビで紹介された野菜>

1月中旬から2月上旬 絶品長ネギ山形県鶴岡の「雪中軟白ねぎ」がおすすめです。

12月上旬〜2月下旬 山形の雪下野菜 が人気です。



?全国有機農法連絡会(有機野菜の全国宅配)