だだちゃ豆の本場山形鶴岡 朝摘み産地直送・鮮度抜群。
今では全国で知られるようになった「だだちゃ豆」。この茶豆は、山形県で昔から伝わる在来種で、独特の風味と旨味を持っています。しかし、この風味は、山形でも庄内の鶴岡でしか出ないという特別な豆なのです。そして、この風味は鮮度がよいことも条件の一つです。本物を味わっていただくために本場鶴岡より産地直送 通販します。
「味」を吟味した厳選品種「甘露」と「白山」。
店頭に並んでしまえば、すべてが「だだちゃ豆」として販売されています。実は、同じだだちゃ豆でも品種が異なります。おもな違いは収穫期。早いものや遅いものがあることで店頭には長い期間並んでいるのです。ここでご紹介する枝豆は、そのなかでも食べ比べてみて抜群だと思える品種を厳選しました。
まずは、「早生甘露」。その名の通り甘みが強く香りもよい品種。そして、風味とコクのある「白山」。白山の風味の良さは秀逸です。
本場鶴岡、腕自慢の生産者限定。
さらに、同じ品種、同じ地域でも、土づくりや栽培方法、収穫時期によって、味はぐんと変わります。生産者の阿部さんは、庄内砂丘のある鶴岡で地を活かした作物を栽培しています。
おいしさの決めては、「癒しの肥料」での土作り。
その阿部さんがこだわるのは土作り。おいしさを生み出すための秘密は、やはり土作りにあります。土壌環境を健全に豊かにしてあげると作物がいきいきと育ちます。この環境を整えてくれるのが「土壌の微生物たち」。この微生物、餌となるのが「自家製の肥料」。米ぬか、大豆粕などを、微生物によって発酵させてできる”善玉菌が豊富”な肥料です。触るとサラサラ、香ばしく心地よい匂いもするほどの肥料です。この肥料を一言で表現すると?の問いに、少し間を起き「癒しかなあ」と答えてくれました。「この肥料を使う理由は、まず味が一番変わる、それと、この肥料を使った畑に入るとなぜだか癒されるんだよ。」はじめて畑に踏み入った瞬間から、足から伝わる感触、わずかながら香ばしい匂い、畑全体から感じます。とかく農作物は自然に左右されるものです。続けて「焦らず、おごらず、日々緊張感を持ち、真心込めて栽培に努めること」。これが信条の阿部さんです。
収穫適期は、ほんの一瞬。
さや一杯にに膨らんだ枝豆はとてもおいしく見えるのですが、だだちゃ豆の収穫適期、つまり一番おいしい状態というのは、枝豆のさやがぷくっと膨らんでくる寸前なのです。だだちゃ豆はこの状態で収穫するのが一番風味がよいとされています。
阿部さんが畑ごと、畑の中でも、状態を見極めながら収穫します。その日を迎えるのはすべて天候次第。これをまだかまだかと待って食べる枝豆はやはり格別です。
鮮度が重要。届いたらすぐに茹でる。
そしてこの茶豆の風味を味わっていただくには、なによりも鮮度が重要。その日のうちに生産者の庭先からみなさまへクール便で直送。到着したらすぐに茹であげるのが理想です。その湯気の香りがあがった瞬間から"違い"に気づくはずです。だだちゃ豆の湯で方ガイドもお入れしてお届けいたします。茹で時間、塩加減でもかなり味がかわりますので、お好みに合わせてお試しください。
<だだちゃ豆の保存方法>
受取ったその日にすぐ茹でた場合と、「今日は遅いから明日茹でるか」、では風味が大きく異なります。その日に食べない(つぎの日に食べたい)ときは、翌日の茹で立てより、鮮度の高いその日のうちに茹でてから保存したほうが風味がよいようです。その際は、固めに茹でて、よく冷まします。冷蔵庫保管で2日、または冷凍保存に。おいしいだだちゃ豆は、おいしいだだちゃ豆に変わりありません。
<だだちゃ豆 名前の由来>
昔、小真木(鶴岡市)に助右衛門という人がいた。この人は自分で田畑を作るかたわら、御殿(酒井家)に出入りして庭の手入れや邸内の掃除などをしていた。小真木は昔から高台で畑作の盛んな所であるが、助右衛門は自分で改良をして「八里半どう豆」といううまい豆を作っていた。これに改良を重ね、今までにない豆をつくり出した。これを自分だけ独占することなく近所の村人にも種を分け与えたという。そしてこんなにうまい豆を自分だけ食べるのはもったいないというので、あるときにこれを殿様に差し上げたそう。
殿様はことの外この豆を賞味し、このようなうまい豆を作ったのはいったい誰であるかと問われた。それは小真木のダダチャが作ったのであるとお答え申し上げた。それ以来殿様は、「小真木のだだちゃ豆が食べたい・・・」としばしば云われるようになったのだという。(庄内のうまいもの/日向文吾著より)
いろいろな説がありますが、はるか昔の江戸時代に、この鶴岡の土地の特徴と助右衛門の苦労によってこの茶豆が生まれ、その種がずっと守られてきた奇跡の味覚とも言えます。
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