「食べつかせる」とは~辰巳芳子さん~
辰巳芳子さんの著書「あなたのために いのちを支えるスープ」に「食べつかせる」(P134)という響く言葉があった。
~食べつかせるとは、食べられる状態であるのに、食べれば回復が早いはずなのに、食欲がきっかけをつかめず、宙をまさぐっているような人。この人の気の先をつかんで、好みのものを与え、食欲の焦点をつくってあげること。~
食べつかせるために、対象となる人の日ごろの食習慣や食材の好み、好きな風味を聞いておくと役立つはず。離れた家族ならば、それを知ることでなにが不足しているのかもうかがい知ることができる。
自分がその立場になったらどんなものが最適なのか?症状に合わせて具体的なイメージをしておくだけでも必ず役立つときがやってくる。
自分で作る、人に作ってもらう、いずれも迷いがなく最短で回復できるからだ。
まさに心に響きました。