山菜「うこぎ」を使った山形の郷土料理「うこぎご飯」

山菜「うこぎ」はご存知ですか?

山菜「うこぎ」は、タラノキやコシアブラと同じウコギ科の山菜。
春先に出てくる新芽を食用にしている。
ほろ苦さ、というより煎茶のような鉄の味を伴う苦味を持つ。

湯がいたうこぎをご飯に混ぜるだけで爽やかな香りのご飯が楽しめる。
これが山形県米沢地方の郷土料理「うこぎご飯」。

ご飯には、もち米を少し混ぜて、酒と塩を加えて炊き上げ、うこぎのほかに胡麻を入れる。新物ワカメを少し入れてもおいしい。本当においしい。

ほかに胡麻和えや、切り和え、パスタの具にしても楽しめる。

「うこぎ」がどうして栽培されるようになったのか調べてみると面白い事実を知ることができる。

野菜セットには4月に入る山菜。

山形の春の郷土料理「うこぎご飯」の作り方

①米1.5合、もち米0.5合、酒大さじ1、塩ひとつまみを入れて炊飯。
②うこぎ20g(1P)を、塩分1.5%のお湯で湯がいて冷水で〆る。
③うこぎをぎゅっと絞り、軽く塩を振って細かく刻む。
④うこぎと胡麻をご飯に混ぜ合わせて完成。
※苦みの好みによってうごぎの量を調節。
※余ったうこぎは味噌和え、胡麻和え、マヨネーズ和えにしたり、パスタの具にしたり。

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