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Toggle~だだちゃ豆・簡単でおいしい秘伝の茹で方~
だだちゃ豆は今では全国に名を馳せる山形県の日本海側、鶴岡市周辺で古くから作られている山形の在来枝豆。早生から晩生まで品種がありますが(総称として「だだちゃ豆」)、メインは8月中旬頃に収穫される「白山」が有名。わたしはそれよりも前に収穫される甘みのある「早生甘露」が好き。通販ではどれも人気で、高原で作られる9月に収穫されるだだちゃ豆も、暑さが落ち着き、そのころのほうがビールがおいしく感じられるように、枝豆もこの時期にゆっくりとした時間で食べると癒されます。
鮮度のよいうちに茹でることが重要
枝豆やとうもろこし、アスパラガスは鮮度が高いほど、甘みがあり、おいしいのです。手に入れたら、その日に食べなくても茹でておくことをおすすめします。なんどか試してみましたが、味に違いを感じました。また茹でておいたものを冷蔵庫保管することで塩味もなじんでおいしく感じました。
また、昔のように大家族ではないので、たくさん茹でる必要がありません。そこでおいしい茹で方は、今と昔では違います。その茹で方をご紹介します。
まずはじめに下ごしらえから。
だだちゃ豆の下ごしらえ
ボールに豆を入れ、粗塩を振ったら、米を洗うようにゴシゴシ強くこすり、サヤの毛を落とし、軽く水洗いしておきます。
だだちゃ豆のおいしい茹で方
① 28cmくらいの大きいフライパンにコップ2杯の水を入れ、強火にかける。
② 沸騰したら枝豆を入れ(2段に重なる程度)、蓋やアルミホイルなどをかける。
③「プシュッ、プチッ」と音がしたら(2分程)、枝豆を天地返しして、
④蓋をしてさらに1分30秒。
⑤ 試食して好みの茹で加減(少し固め)になったらザルにあげお湯を切る。塩が足りなかったら振り塩を。
⑥ 湯気が落ち着いたら扇風機または団扇でパタパタ。冷めたらできあがり。
※暑い日には、冷蔵庫で冷やしたり、一晩寝かせて食べてもおいしい!
ポイント
・これは風味の流亡が少ない「蒸し煮」です。
・茹で上げ直後は、少し固いくらいが目安です。
・そのときに味見をして塩加減を調整します。
・茹で上げたらすぐに冷ますこと。
その他の食べ方
・蒸し煮なら、よく洗ってから3~5分で。