玄米食にしたらどう変わるのか?実験結果

玄米食のエビデンス

玄米を主食にしたらどうなるのか?医学的な調査(疫学調査)結果があった。しかも、ここの隣町の東根市の「小田島」周辺の村なのです。

 

「玄米主食化が農村民の生活に及ぼした影響について」

いつ:昭和16年より1年間
場所:山形県北村山郡小田島村大字野田字北部落(現在は東根市)
対象:27家族186名(1世帯6.8人!昔の世帯人数の多さにびっくり)
発表:「医界週報」407号別冊 昭和17年発行

 

調査結果

①仕事の耐久力の向上率は全数の44%で認められ、耐久力を保持するものは100%

②田植え時の突き指、稲刈り時の手首の関節炎が完全に止まった

③医療費は白米時代の 17分の1に激減

④流行性感冒に罹りにくくなった者97%、常習性下痢は100%改善

⑤女性の生理が順調、不妊解消例も発生である

 

昭和16年の山形で白米を十分に食べられていたかは疑問に思いますが、玄米の力を感じさせる実験結果です。

被爆直後に秋月医師が玄米と味噌ですくった話し「体質と食べ物-健康への道」やドイツ人医師ベルツ氏が玄米を食べていた明治時代の車夫たちに実験も有名ですね。玄米と梅干し、漬物だけという車夫たちにスタミナのつく肉を食べさせたら逆効果になったという話があります。

玄米の栄養成分だけではなく、玄米を中心とした食事が、咀嚼をはじめ、体と体内に棲む微生物たちにどのように作用し、どうして体に良いものであるのか、近い将来、科学が証明してくれることだと思います。

 

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