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Toggle手づくりトマトケチャップの作り方
▼トマトケチャップって甘い調味料です。ひさしぶりにそのまま舐めてみたら、びっくりするほど甘く、もはや甘味料としての役割もあるのではと思うほど。だからナポリタンやケチャップライス、オムライスは小さなお子様や育ち盛りの子供が喜ぶんですよね。
▼子どもが大きくなり、大人だけになるとケチャップはあまり出番のない調味料になり、ソースやマヨネーズのように冷蔵庫で「これいつ買ったんだっけ」という存在に。
▼旅行に行ったときにみかけるこだわりのトマトケチャップなどはワンランク上の味、満足感が違います。腕を振るうお料理に使うのなら、手作りしてみてはいかがでしょうか。かなりのグレードのものができます。
▼さまざまな調理方法を試して、濃厚な「トマトペースト」を「調味液」で伸ばすという簡単な独自製法にたどり着き、おいしいレシピができました。
▼材料にある、玉ねぎ麹、にんにく麹を作るのはとても簡単でおすすめの調味料。あると重宝します。さいごにレシピをのせておきます。また、本来このブログでは砂糖不使用で作るのが基本ですが、ケチャップは甘味料的な要素が強いので最低限の甘みを黒砂糖で加えています。
ケチャップの材料(180g程度)
●水100ml ワインビネガー 大さじ1 黒砂糖 大さじ1 塩3g ローリエ3枚 シナモンスティック 1本 ナツメグ 小さじ1/2 オールスパイス 小さじ1 オレガノ 小さじ1/2 タイム 1枝 黒胡椒 小さじ1/2 玉ねぎ麹 小さじ1 にんにく麹 小さじ1/2 赤唐辛子1本 ※麹がない場合は、玉ねぎ15g、にんにく0.5片をすりおろしを
●トマトペースト100g
●はちみつ 小さじ1 レモン果汁 数滴
※甘さ控えめにするなら、黒砂糖を半量でもOK。塩は2gに。
※スパイス感を強くするならオールスパイスを小さじ2に。
いずれも最後の味見の段階で調整してください。
手づくりケチャップの作り方(トマトペースト使用)
- ▼フライパンに、トマトペースト以外を加えて、香りが立つまで弱火でゆっくりと煮る。とくに固形のハーブなどからしっかりと香りを引き出します。
- ▼「トマトペースト」を加え、中火で大きくかき混ぜながら、ゆっくり火を入れて馴染ませる。
- ▼火を止めて、10分ほど余熱調理し、固形のハーブ類を取り除く。
- ▼最後にはちみつ小さじ1レモン果汁を加え、不足する味(甘味、塩味、ハーブ感、スパイス感)を調味する。
- ▼瓶詰めにして完成。粗熱が取れたら冷蔵庫で保管。
玉ねぎ麹・にんにく麹の作り方
●あると便利で簡単に料理をおいしくする塩麹をご紹介しておきます。
1 「玉ねぎ麹」(麹100g:塩40g:水0:玉ねぎ すりおろし300g)
コンソメ味で話題の玉ねぎ麹。中華スープ、ドレッシング、お肉の下味用に。
2 「生姜麹」(麹100g:塩29ℊ:水120ml:生姜70g)
生姜や中華系の出汁の代用、スープや肉の下味に。生姜は皮を剥きすりおろして。
3 「にんにく麹」(麹100g:塩27g:水120ml:にんにく50g)
にんにくや中華系の出汁の代用、スープや肉の下味に。にんにくは4~5片をすりおろして。
●作り方:分量を混ぜ合わせて小瓶などに入れて、60度以下で加温8時間ほど。
※炊飯器を使う場合:60度ほどのお湯を入れて保温を続ける加温、または布巾を敷いて直接鍋肌で温める方法があります(60度以下する必要があります)。炊飯器の保温モードで蓋を閉めずに5~8時間ほどで完成。
※ヨーグルトメーカーならメーカーご指定の温度と時間で。
※我が家では、玉ねぎ、生姜、にんにくのすべてを混ぜ合わせ、昆布を加えた塩麹を使用しています。