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Toggleみかんの皮を捨てていませんか?
わたしたちは、11月~1月にかけて無農薬/超減農薬のみかんをお届けしています。みかんはカビやすい果物ですが、それを防ぐために収穫前に防カビ剤を散布して収穫されています。その点で、皮も安心なみかんなのです。
実は、みかんなどに含まれるオレンジ色は、カロテノイド「β-クリプトキサンチン」。この成分の血中濃度の高い人は、肝機能障害、動脈硬化、インスリン抵抗性、骨粗しょう症、メタボ、酸化ストレス等へのリスクが低くなることが実証実験で証明されました。
また、皮や薄皮、筋にはポリフェノール「ヘスペリジン」が多く含まれ、毛細血管の強化や血流改善効果があり、冷え性、肌荒れ、むくみ、自律神経のバランス、リウマチなどの改善に役立つとありました。皮に含まれる香り成分、リモネンやテルピンはリラックス効果もあります。
そんなことで「皮を捨てるのはもったいない」ということで、皮ごと食べられる「塩みかん」をご紹介します。みかんの皮が入っているので苦くなったり、渋くなったりするのではと思いますが、そんなことはなく、香りよく、とてもおいしいのです。美容健康のために是非お試しください。
塩みかんの作り方
1. みかんをよく水洗いしヘタの部分を取り除いて計量する。
小玉3個で233gでした。
2. みかんの分量は180g(ヘタを取るのを忘れていたので再計量)。よって塩は1.8g(約1%)。はじめてつくるときの分量は正確に(標準を知ると、のちに増減しやすい)。
3. 皮ごと八割りにして塩と一緒にミキサーへ。
天地返しをしながらミキシング。
4. 皮は粗挽き程度がちょうどよい。
料理にしたときにオレンジの粒が見た目にもおすすめ。
※飲む場合は細かくして。
5. 加熱殺菌したジャムなどの空き瓶に入れ、電子レンジ600wで30秒ほど。温まる程度です。加熱しなくても食べられますが、こちらのほうが味が馴染むような感じがします。
6. 上部にサラサラ系の塩を軽く振り、ラップをのせ常温で半日ほどで完成。
その後は冷蔵庫保管。2週間ほどを目安に。
※アレンジ:りんごを加えてもおいしい。風邪のひきはじめにおすすめ。
塩みかんの食べ方・アレンジ
1.そのまま食べたり、料理に使ったり、ドレッシングにしたり。
2.水気が多く感じる場合は、果汁を少し取り除いても。みかんの大小、状態によって変わります。
3.塩の変わりに、塩麹を入れてもOK。
4.保存期間を長くしたい場合は塩を多くしたり、レモン果汁を加えたり。
みかんの皮で七味唐辛子も
1.みかんの皮を剥く前に、よく水洗いし、皮を剥いたらヘタを取り除いて、1cmくらいに切り分けます。
2.皮を下にして、ザルなどにのせてパリパリになるまで乾燥させます(我が家は室内で1週間ほど)。
3.唐辛子とみかんの皮をミルで細かくしたら二味唐辛子のできあがり。市販品とは比べ物にならないほど圧倒的な「香り」が楽しめます。お好みでアオサ、山椒などのほかの材料を加えても。
※唐辛子を加えなくても、陳皮としてお料理に使うと、味わいがカラフルになります。お味噌汁、スープ、中華料理、炒め物、パスタなど。ドレッシングに加えたり。