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Toggle作り置きができて健康によい切り干し大根の煮物
▼切り干し大根には、摂り過ぎに注意が必要な「塩」を排出してくれる「カリウム」、おなかの調子を整える食物繊維、不足しがちなカルシウムが豊富。
▼人参などの肌の調子を整える食材や、女性にも男性にも幅広く健康に役立つ大豆やきのこを加えれば、栄養面でも総合力が高く、いつも食卓に置きたい常備菜になります。
▼このレシピは砂糖はもちろん、あえて出汁を使いません。ご飯のお供というより、箸休め的な位置づけにしています。その味わいは、やさしい甘みがあり、口飽きせずにどんな献立にも合わせやすくなります。
▼以下の分量で、夫婦ふたりで朝食やお弁当、夜に少しずつで一週間分。我が家では、日曜日にひじきの煮物と一緒に作っています。
砂糖不使用の切干し大根の煮物 分量
●切り干し大根(乾):40g
15分ほど500mlほどの水で戻したら、ぎゅっと絞っておく。戻し汁は煮汁に使う
●人参:70g(1/2本)(千切り)
●蒸し大豆:50g
●油揚げ:1/2枚(湯引きし細切り)
●米油:小さじ2(クセがないのでおすすめ)
(A)調味料
●切り干し大根の戻し汁:100ml
●薄口醤油:大さじ1~1.5
●みりん:大さじ1~1.5
●日本酒:大さじ1
切干し大根の作り方
▼1. 鍋に米油小さじ2を加えて「人参」をさっと炒める
▼2.「切り干し大根」を加えて、ざっくりと油を混ぜ合わせて炒め合わせる
▼3.「A」の調味料を加えたら強火で煮立たせる
▼4. 煮立ったら「大豆」と「油揚げ」を加えて、落し蓋をして中火で15分ほど。
▼5. 蓋を取り、弱火にして水気が少なくなるまで煮含める。
▼6. さいごに味見をして塩加減を調整して完成。
※仕上げにお好みでオリーブオイルを小さじ1を。
※食べるときに「煎り胡麻」や「七味唐辛子」を振りかけて。
※みかんなどの果汁を数滴たらすとカラフルで立体的な味わいに。
<追加におすすめな食材>
▼旨味、機能性成分・・・椎茸やえのきなどのきのこ
▼カルシウム不足に・・・食べるいりこ
▼たんぱく質不足に・・・無添加のちくわ
▼彩りを補うために・・・ピーマンや赤パプリカなど
切り干し大根の煮物の保存のポイント
▼粗熱がとれたら2つのタッパーにわけて保存と便利。消費の前半と後半にわけることができ、蓋の開け閉めが少なくなり、後半分の保存性が高くなります。後半に食べるものには塩やお酢を少量ふりかけておけば、さらに保存性が高まります。気になるときは炒め直しても。調理の点でのポイントはできるだけ水分を少なくしておくことです。
食べすぎ防止に作り置きで一汁三菜
●常備菜があると簡単に一汁三菜ができます。おかずの点数が多くなると、幅広く栄養が摂れて、一点集中だったお肉やご飯の食べすぎ防止にもなります。
●切り干し大根の煮物やひじきの煮物は、健康に役立ち、多めに作ると作りやすく、作り置きにもできる便利な常備菜です。