やっと安心。放射能汚染の野菜は少なくなりました。
つぎからつぎへと湧いて出てくる放射能問題。だから、わかっているけど不安です。妊娠中の方、乳幼児がいるご家庭、健康に不安を抱えている方は、信頼できる医師などと相談しながら、自分が安心だと納得したことを実行するのが一番だと思います。
幸いなことに健康に欠かせない野菜は、九州や関西、北海道、青森はもちろん、関東で出荷制限のあった茨城、栃木、千葉の野菜まで、放射性物質(ヨウ素はもちろんセシウムも)が不検出(検出限界値は2Bq以下)が続いています。この状況のなかで、これが突然高くなることははあり得ませんし、生産者も除線対策や外部からの肥料について配慮しています。野菜を宅配する当会としては放射能物質の検査は継続し、安心を確認してからお届けしています。ひとつ注意しておくことは、検査は泥などがしっかり落とされた状態のもの。実際に出荷されているものは、泥などがついている状態です。野菜はよく洗うことを基本にしてください。また、気になる産地の根菜は皮をむくなどの対応も「安心」につながります。
それでも、これからずっと付き合わなくてはいけない放射性物質。これがなくとも現代はガンになる確立は50%ともいわれ、最近ではうつ病になる確立も高くなっています。不安を抱え続けるよりも、これからの時代は、免疫力が高く新陳代謝のよい体(と心)を持つことが一番です。気持ち的に控え気味だった食生活を切り換え、情報を入手しつつ、健康によい食を手に入れてちゃんと食べる。そして、そこから生まれる元気を復興支援につなげたいものです。
健康を理念に、全国の生産者と手を取り合ってきた会ですが、原発事故以降、誠意を込めて対応してきたつもりです。是非とも応援をお願いします。(更新日2011年7月18日)
<放射能対策>
- ヨウ素対策にヨウ素の多い食品を食べる
ヨウ素の多い食品(昆布、ひじき、わかめなど)
※ヨウ素は半減期が8日と早く、現在は非常に少ない数値になっています。
- セシウム対策にカリウムとナトリウムを不足させない
カリウムとナトリウムの多い食品(味噌、納豆、梅干、海草類、ぬか漬け、さつまいもなど)
※体内では、カリウムとナトリウムが入れ替わる「ナトリウム・カリウムポンプ」という働きが行われているため。
※体内での生物滴半減期は110日程度だそうです。
- ストロンチウム対策にカルシウムの多い食品を食べる
カルシウムの多い食品(小魚、干しえび、しらす、煮干しなど)
※ストロンチウムは重たい元素で、粒子も大きくこの飛散は少ないようです。
- 排毒効果のある玄米を食べてみる
玄米の食物繊維やフィチン酸等による放射性物質の排毒効果が期待できます。
- 免疫力を高める発酵食品を常食する
腸内環境を整えることで排出が促進され、乳酸菌や納豆菌によって免疫細胞を活性化することがわかっています。
日本人の体にあった食物性の乳酸菌を取るなら「ぬか漬け」の常食は健康にとてもよいと考えます。
- 「放射能なんて恐くない」東城百合子先生の講演より
このような食生活をすることは、放射能対策でなくてもよい食事だと思い続けています。
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