放射能対策 食事 玄米

放射能対策(ヨウ素、セシウム)に玄米や梅干、味噌や発酵食品。

 <外部リンク> 放射能調査データ

  ・農農林水産省/厚生労働省(農畜水産物の出荷制限について)
  ・原発事故による農畜水産物による影響に関する情報ポータル
   各省庁、各自治体による放射能関連情報へのリンク先がまとめてあるページ 
  ・全国の放射能濃度一覧
  ・全国の食品の放射能調査データ

 放射能で汚染された食品について新聞、テレビ、ラジオでは「ただちに健康被害はない」と連呼しています。
検出された放射能は食品衛生法上の暫定規制値以内であれば竭閧ネい、の内に取り込まれても対策は不要ということです。わかっているけど不安です。赤ちゃんがいるご家庭や妊娠されている方、健康に不安を抱えている方は、情報を知り、医師などのアドバイスを受け、自分が安心だと納得したことを実行するのが一番だと思います。

  <外部リンク> 生活上での対策
  厚生労働省 食品中の放射性物質の検査結果
  食品のベクレル値から50年間の内部被爆量を計算して不安を小さくする
  
「放射能を正しく理解するために」こどものこころのケアが大切!39P〜(文部科学省) (PDF
  「わかりやすい放射線とがんのリスク」放射能だけが恐いわけじゃない!国立がん研究センター(PDF
  人体中の放射能 (09-01-01-07) - ATOMICA -放射能汚染は昔から???

  ・妊娠中の方、小さなお子さんをもつお母さんの放射線へのご心配にお答えします。(厚生労働省)
  ・福島原子力発電所の事故に伴う放射線の人体影響に関する質問と解説Q&A (日本放射線影響学会)
  ・放射性物質から身を守るには「現状では花粉症と同じ対応」 ニュース記事より
  ・放射性物質が体内に入ったら? 京大・渡邉教授に聞く ニュース記事より
  ・放射線の健康影響に関する一般の方に向けたQ&A(厚生労働省)

 体内に取り込まれた微量の放射能は、リスクがゼロではない、と云われています。しかし、環境や食品にはもともと放射性物質が存在していて、外部被爆では年間600マイクシーベルト、内部被爆では、体重60kgの人で、カリウム40で4000ベクレル、炭素14で2500ベクレル、ということがわかっています。また、微量の放射能が免疫機能を活性化する放射線ホルミシス現象もあるのでゼロが絶対安心、ということでもないそうなのです。本当に難しい問題です。
 
  <外部リンク> 放射能・放射能対策について

  ・自然放射線、食品中の放射能、放射性核種の体内移行と代謝、 調理・加工による濃度の変化など
   (高度情報科学技術研究機構)
  ・原子力発電所への影響と食品の安全性について(食品安全委員会 第34報)
  ・放射性物質に関する緊急とりまとめ(3月29日第375回食品安全委員会)
  ・女医の毎日お勉強 放射線対策 ブログより
  ・放射能は解毒できるのか秋月辰一朗博士 ブログより
  ・ダイオキシンを食べ物で低減!  [食と健康]AllAboutJapan より


 さまざまな数値を見てみると、そのリスクというのは、放射能だけのものではなく日常から受けているリスクと差異がないように思えます。空気が汚れていると感じているだけでストレスを感じるものです。もしかすると、このストレスのほうがよっぽどリスクが高いかもしれません。わたしたちは毎日体内で発生する5000個もの「ガン細胞」を、自然治癒力で抑えていると云われています。不安を感じるより、まずは、よりよい食と健康的な生活を送り、免疫力の高い体にしておくことが重要なのかもしれません。

 各地で計測される放射能の数値が少しずつ低くなってきて、農作物では出荷制限解除が進んでいます。花粉症対策のように体内に取り入れないことと同時に、入ってくるなら吸収させないで早く排出させてしまう、こんなことができたら安心です。そして免疫力をも高める食事。セルフディフェンスの一つとして、下記のような食選びを選択肢に入れてもよいのではないでしょうか。

 ここでご案内する内容は、放射性物質であるヨウ素、セシウム、ストロンチウムに対して日頃摂取しているミネラルで放射性物質と同じ部類に属するものがあります。これらは体内での挙動が似ていて、吸収の際に競合するという点から(放射性物質のヨウ素対策にヨウ素剤を飲んで効果があるように)、先に体内に満たしておくことで、放射性物質の吸収を抑えたり、体内から早く排出させてしまうという方法です。

「放射能なんて恐くない」東城百合子先生の講演より

<放射能対策>  

  • ヨウ素対策にヨウ素の多い食品を食べる
    ヨウ素の多い食品(昆布、ひじき、わかめなど)
    ※ヨウ素は半減期が8日と早く、現在の検出は非常に少ない数値になっています。

  • セシウム対策にカリウムとナトリウムを不足させない
    カリウムとナトリウムの多い食品(味噌、納豆、梅干、海草類、ぬか漬け、さつまいもなど)
    ※体内では、カリウムとナトリウムが入れ替わる「ナトリウム・カリウムポンプ」という働きが行われているため。
    ※体内での生物滴半減期は110日程度だそうです。

  • ストロンチウム対策にカルシウムの多い食品を食べる
    カルシウムの多い食品(小魚、干しえび、しらす、煮干しなど)
    ※ストロンチウムは重たい元素で、粒子も大きくこの飛散は少ないようです。

  • 排毒効果のある玄米を食べてみる
    玄米の食物繊維やフィチン酸等による放射性物質の排毒効果が期待できます。

  • 免疫力を高める発酵食品を常食する
    腸内環境を整えることで排出が促進され、乳酸菌や納豆菌によって免疫細胞を活性化することがわかっています。
    日本人の体にあった食物性の乳酸菌を取るなら「ぬか漬け」の常食は健康にとてもよいと考えます。

  このような食生活をすることは、放射能対策でなくてもよい食事だと思いませんか。

  <外部リンク> 農業関係
  ・放射能対策  汚染の高い地域の農家の方へ 森敏先生のブログ
   放射能やその除去方法などについての情報
  ・放射能対策 汚染の心配な生産者の方へ 新潟大学 野中先生のブログ
   土壌の ヨウ素、セシウム、放射能除去  週刊 新大土壌研
  ・社団法人 日本土壌肥料学会

 <放射能・栄養オススメ本ご紹介>

原発事故緊急対策マニュアル 放射能汚染から身を守るために

子どもを放射能汚染から守りぬく方法

長崎原爆記―被爆医師の証言 (平和文庫)

子どもたちを放射能から守るために

放射能を防ぐ知恵―食・暮らし・エネルギーの話

放射能汚染から命を守る最強の知恵―玄米、天然味噌、天然塩で長崎の爆心地でも生き残った70名

放射性物質から身を守る食事法---いたずらに恐れず、安心して生活するための知恵

「食事でかかる新型栄養失調」
食べているのに気づかないうちにミネラル不足に。

自然療法が「体」を変える―免疫力が増幅する“クスリを使わない”医学





全国有機農法連絡会 〒994-0071 山形県天童市矢野目2442 
TEL. 023-654-1091 FAX. 023-654-6115 営業時間:平日 9時〜17時30分 
Copyright 全国有機農法連絡会 Zenyuren All Rights Reserved.