やまがた地鶏とは、山形県にも全国に誇れる地鶏を開発しようと、長い年月をかけて完成された地鶏です。
父鶏には、遊佐町で守り続けられていた
赤笹系のシャモと名古屋系の交雑鶏を使用し、母鶏には、横班プリマスロック種を用いて交配を重ねて完成しました。
やまがた地鶏の特徴は、グルタミン酸が強く、うまみ、コク、歯ごたえのバランスがとてもよいこと。地鶏の良さを持ちつつ、昔ながらの野趣あふれる味わいとは一線を画す、気品さえも感じる味わいです。
この地鶏の生産においては、やまがた地鶏振興協議会(初代会長渋谷國男)によって、飼育マニュアルと専用の配合飼料が整えられ、その徹底を図っています。なにより、生産者が研鑽を続け、その味わいを年々高めています。
まだまだ生産数は年間2万羽という超希少な地鶏ですが、全国に名を馳せるように努力が毎日続けられています。