山ぶどうジュースの作り方
<〜砂糖を入れない〜田舎の山ぶどうジュース(原液)作り>
1)追熟させる
届いた山ぶどうを風通しのよい場所で2〜3日追熟させる(ぶどうに付着している酵母を利用するために水洗いはしない)。軸や粒が取れたところは切り戻す、大きな汚れを落とす、傷んだものは取り除く。佐藤さんの山ぶどうの農薬使用は、栽培初期に一度のみで安心。
2)2〜3日たったら房から粒を外して容器に入れる。
山ぶどうをホーロー容器などに入れ、ラップなどをしてそのまま3〜5日おきます。容器に入れたあと潰してもOKです。傷んでいるものは取り除きます。
※酵母菌が活動をはじめぶくぶく泡立つこともあります(適時撹拌)。4)搾る
まずは、軽く手で潰し、下にボールなどを置いて、ざるなどで濾します。ザルに残ったものは木綿などの布で濾すか、ゆっくりと絞ります。5)保存容器に入れる
じょうごを使って保存容器に流し込みます。飲むときに注ぎやすいようにワインの空き瓶やペットボトルなどを利用します。流し込む際は、瓶を斜めにして泡立たない(空気を混ぜない)ようにゆっくりと。6)冷蔵庫で静置させて完成
数日静置して、まずは原液を一杯。「手作りの山ぶどう原液は本当に素晴らしい」。常温で保存すると酵母発酵を続けますので蓋が抜けて危険です。冷蔵庫保管し酵母発酵を抑えて保管します。このまま発酵を続けると山ぶどう酒になります。
※味や臭いがおかしい、となれば失敗(腐敗・カビ)の可能性が高いと考えられます。この場合は無理をせずにあきらめます。(今までのわずかな経験ではありませんが)
<飲み方>
少量なら御猪口などで原液をそのまま。水割りや、炭酸割りなら3〜5倍くらいで。
ブル−ベリ−ジャムのようにヨーグルトに入れたりしても。
※賞味期限は冷蔵庫で一週間を目安に。
果物などの醗酵ものに馴れている方はご自身でご判断を。
山ぶどうの実
数日置いて、これを潰して
加熱する場合は、こちらのぶどうジュースをご参考に。
◆ぶどうジュースの作り方 さっぱり・すっきりした味わいです。
1. ぶどうをよく水洗いします。
2. 房から粒をはずして鍋に入れ十分につぶします。
※鍋は鉄やアルミでなく、ほうろう、耐熱ガラス鍋がおすすめ。
3. 木杓子などで混ぜながら20?30分加熱(70?80度)します。
4. 十分に水分が出たら火を止めて10分ほどかき混ぜます。
※ここでレモン汁を小さじ1杯を入れると色がきれいに仕上がります。
5. 鍋などの上にざるを乗せ4.を流し込み皮を取り除きます。
※絞らずにゆっくりと。
6. 5の液をガーゼなどで丁寧に濾しながら熱殺菌したビンに入れて出来上がり。
※保存期間を長くしたい場合は、5の液を80度で5分ほど加熱しておきます。
その際、甘党の方は砂糖などを加えても。
● 保 存:冷蔵庫で状態を見ながら1週間くらいを目安に。
● 飲み方:炭酸水や水でお好みで薄めてお召し上がり下さい。