■ 全有連とは長いお付き合いですが、宅配をはじめた当時、こんな野菜を送ってくれる人、フォトニュースではクレームのハガキでも全部載せてしまう人、いったいどんな人なんだろうかと思いたち、山形に乗り込みました。山形はあいにくの雨。私はがっかりしていていたのですが、山形山で迎えてくれた米山さんが「ん〜、実にいい雨ですねえ。」の一言。実は、ちょうど種まきを終えたところだったそうです。あ、これが農業なんだ、自然と向き合うことなんだと痛感しました。この人たちなら信頼できると現在に至っています。(左・齋藤さん)
■ 毎年、山形山の米づくりに参加してきたことで、田んぼの土のぬくもりや吹き渡る風の心地よさで自然や農業の大切さを感じました。大沼修代さんの作る郷土料理をいただいて、野菜ってこんなに美味しい「ご馳走」だったんだと目を見開かされました。食べ盛りの子供たちがいるので、送られてくる野菜が足りなくなるくらいです。(右・松田さん)
■ 「野菜が送られてくると、それに合わせた献立を考え、調理しているので余り苦にはなりません。ただ、友人たちにもすすめましたが、やはり献立に合わせて買い物をしたい人や、一箱だけを見て高いと思う人などいて長続きはしません。」「持続してほしい農業のことや、半年、一年とトータルで届く食材の良さを分かって欲しいと思っています。」「お米が冷害で高くなり、味のことも言われましたが、とてもおいしくいただいていますし、いつも助けてもらっているので、高くなっても当たり前。逆に感謝したいくらいです。」息子さんからは、農業に興味を持ち、質問やアドバイスなどを受けていました。頼もしいですね、(左・玉木さんと息子さん)
■ 最近はスーパーなどでも安全な野菜が出回っていますが、誰が選んだものなのか信頼関係はどう結ばれているのか、そこが大切だと思っています。写真や名前、表示があると安心なのかもしれませんが、全有連では、一回限りではなく、いつでも自分の知っている生産者がいろんな物を作ってくれてこちらに届く。これはうれしいですね。できれば生産地に行って交流できれば一番いいですね。(右・長倉さん)現地での交流会も実現します。
■ 「もう15年近くも利用しています。野菜はとにかくドッと来るので慣れてはいますが大変です。」
「安心工房のお惣菜なども美味しくいただいているのですが、野菜を購入しているのに何でお惣菜が・・・と思うこともあります。」「不要にできることも知っていますが、忙しくしていると、ついそのままということが多いのです。」(左・岩木さん)サービス面での工夫が必要ですね。お惣菜は、喜ばれている方もいらっしゃいます。野菜のメニュー作りは本当に難しいのですが、年間で不要にできることで対応をお願いしました。
■ 母が昨年1月、この集会に参加しましたが、その年の7月に亡くなりました。5年間の闘病でした。対話集会のことも、熱く私に報告してくれたのを覚えています。現在、3児の母ですが私が高校生の頃からの野菜とのお付き合いです。母は亡くなりましたがこうして私たちを健康に育ててくれた母への感謝と母の遺してくれた安全な食への心遣いを受け継ぎ、子育てをしていきたいと思っています。また、一昨年、山形山に家族でおじゃまをした東北旅行は、とてもよい思い出になっています。ありがとうございました。(右・木村さん)
■ 妻を亡くし、私一人で利用していますが、受け取る側から言えば、ドサッと送られてくる。使いこなすのが大変というのが率直な感想。今あるタイプの名称や内容量の検討なども必要ではないか。デパートなどへ行くと簡単な料理法がついていて便利。もっと便利で使いやすく親切が希望ですね。
また、山形山クラブのオーナーだったと思いますが、会の組織の構成や山形山クラブとか、オーナーとか分かりやすい説明が欲しいです。(左・倉元さん)
■ 山形山の行事には年2回ほど参加しています。こうした交流会には、生産者の方々やスタッフの人たちにエールを送るつもりで参加しています。こうやって顔を合わせるだけでも信頼関係が結ばれるような気がします。これからもがんばってください。(右・大槻さん)
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